シニアにとって孤独かそれとも人間関係か?
「一年生になったら、友だち百人できるかな」なんて歌が流行ったせいか?
snsやらブログでの膨れ上がる人間関係のせいか?
現代人が繊細になって、拒絶されるのに過度に反応するようになったのか?
人間関係は面倒くさい
孤独がいい
という傾向に振子が揺れているようだ。
私もひとりで行動するのが好きだし、友だちを誘って断られるのも嫌だなと思ってしまう方だ。
だけど、友だちの優しさに触れた時、肉親との関係が修復した時は嬉しい。
でも、人間関係は疲れる。
適当な距離が必要だろう。
友だちを増殖させるのも、まったく人間関係を作らないのも極端な気がする。
自分自身の世界を持つこと、信頼できる友人を選んで人付き合いに振り回されないこと、という、ごく常識的なあたりで落ち着けばいいのだと思えるようになった。
だんだん年を取れば、出かけるのも億劫になり、そうすると人間関係も途絶えてゆくだろう。
それでいいのだ。
近くにケアプラザがあり、地区センターの趣味のサークルに通うのがしんどくなる日も近いだろう。
趣味の俳画や俳句を自己満足のために作り、バイオリンもほどほどに弾いて、散歩。
時々ケアプラザに行って、おしゃべり。
こんな生活でいい。
特に私は持病もあるし、股関節も悪い。
それに、持病だって頑張りすぎたせいなのだから、無理は禁物。
電車や車に乗ってまで会いにゆく友だちは疎遠になってゆくだろう。
そんな未来が待ち構えていることを覚悟して、孤独とも人付き合いとも適当に配分して生きてゆく覚悟が大事だろう。
孤独=自分の世界を持つこと、人付き合い=人間には欠かせない活動
このどちらも大切だと思うから。
それにしても、大坂なおみちゃん、お疲れの様子。無理して頑張らないで。
女王のタイトルだって、ゆっくり目指せばいい。
セリーナウィリアムズとあなたは違う。
プレスコンファレンスもファンともマイペースで付き合えばいい。
スポンサーとはプロだから、それなりの義務はあるだろうが。
調子の良い時も悪い時も支えてくれるファンのため、自分を大切にして、コントロールして下さい。