アメリカの今が分かるラジオ番組
まず、TBSラジオ荒川強啓デイキャッチ月曜日午後5時15分からのニューヨーク在住ジャーナリスト北丸雄二のニュースクリップ。
8 月27日のトピックは、トランプ大統領に苦言を呈してきたジョンマケインの死去がトランプに与える影響。
コーエンというトランプの顧問弁護士がトランプの不倫疑惑をもみ消すために口止め料を払ったことを認めたこと。
元選対本部長マナフォードがこの問題のほかに、ウクライナの親ロシア派の大統領と交渉し、$6000を受け取ったこと。これは、アメリカのローガン法という「政府以外の民間人が政府間交渉に携わってはいけない」に違反している疑惑で来月訴追されるとのこと。
マケインは自ら脳腫瘍で治療を中止したことを公言していた。
丁度一年前ある雑誌に「議会は国民のためにあるものであり、トランプ大統領は私物化してはいけない」と投稿した。
青木理が言うように、どこかの国でも言いたいことだ!
トランプ、危うし‼
中間選挙はどうなるか?
もうひとつは、同じくTBSラジオ赤江珠緒のたまむすび、火曜日午後3時から放送される「町山智浩のアメリカ流れ者」
町山智浩のアメリカ映画最新情報が主なのだけれど、映画には社会情勢が色濃く反映される。
前回(8月21日)は先頃亡くなったアレサ・フランクリンについて。映画ではなく、ソウルミュージックの女王についてだった。
彼女は歌が上手いというだけでなく、女たらしの牧師の娘に生まれ、母親は愛想づかしをして家を出てゆき、12才、16才で子どもを産み、壮絶な人生の中で虐げられた女性の気持ちを歌い上げたことを解説してくれた。
彼女はクリントン元大統領、オバマ元大統領の就任式で歌うことは快く引き受けたが、トランプの際は断ったそうだ。