天皇ご夫妻の草津来訪に思うこと
「草津国際音楽アカデミー&フェスティバル」は8月17日から30日まで続きます。
ほぼ毎年、終了間近に天皇ご夫妻が草津にいらっしゃって、美智子さまはワークショップで海外の演奏家と得意なピアノのレッスンやら合奏をなさり、演奏も鑑賞なさるそうです。
この時期、草津の町をぶらぶら歩いていると、群馬県警の警察官が「天皇陛下と皇后さまが車でお通りになるから、お迎えしませんか」と声をかけられます。
国会前の集会やらとえらく異なったお誘いのされ方なので、こちらもビックリ仰天❢
以前に一度参加したこともあるから、今回は熊鈴をつけて人通りの少ない散歩道を歩こうと思ったら、入口でも出口でも今年は私服のお兄さんみたいな警察官に誘われました。
最初はお断りしていたのだけれど、今年は天皇皇后としては最後の草津訪問。
それに、安倍政権が軍拡路線をひた走っているのに、ご夫妻はパラオやらへ慰霊の旅をしていらっしゃる。
韓国へ訪問してもいい、なんていう石礫が飛んでくるのを覚悟のご発言も聞いたことがある。
なんだか急にそんなことを思い出したので、散歩道の出口、天狗山ゲレンデで美智子さまの車に手を振りました。
写真撮影もOk、すぐそばまでいらして速度も落してご挨拶。
天皇制については、ご本人たちにも過酷な制度だな(基本的人権)とかいろいろな意見を持っているけれど、軽井沢の御用邸から草津にいらっしゃって、民間のホテルに泊まり、音楽を楽しまれるときはとてもリラックスして楽しそうです。
不思議なのは、右翼は天皇のご意向を大事にするのかと思っていたが、日本会議やら安倍政権は独自の思想の持ち主らしい。
なんとも分かりにくい人たちだと改めて思いました。
京都に隠居所を設置して、新天皇に平和主義の影響を与えないようにする目論見もありそうだというのは私の勘ぐり過ぎかな。
草津森の音楽ホール、開演目近までガラス窓から森の風景が見えます。
スマホ撮影の限界
森の小道
熊か出るのでご注意