避暑地で夏バテ&ヘリ事故〜草津たより


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草津道の駅付近では桔梗が咲いていました


持病があったり、股関節が悪かったりで暇を見つけては草津温泉の湯治場に出かける。

 

四季折々の美しい自然、夏は涼しくて小さな町草津は大好きだ。

 

酷暑を避けて草津に行けるー引越しもおかげで7月中旬に完了し、片付けもある程度目途がついたので今年も8月いっぱい湯治生活だ。

 

ところが、草津に着いたとたん、いつもの爽やかな空気のかわりにむわっとした熱気に町は包まれていた。

 

今年の猛暑は高原の避暑地にも容赦しないようだった。

例年は夏中で扇風機が3台売れれば良いという海抜1200mに位置する温泉町に冷房装置のある場所はほとんどない。

 

一時は股関節変形のため杖をつかなければ歩けなかったのに、さすが草津の湯!

今では一日6000歩7000歩も杖なしで歩けるようになった。

しかし、それは特別の場合にして、3000~4000歩に留めているが。

 

そんな効用のある草津の湯だが、今年は内臓まで熱がこもるようなので、シャワーで水をかぶるようにしていた。

それでも、夜はそこそこ気温が下がるので、扇風機を長時間かけっぱなしにしていれば、翌朝喉に痛みが出てくる。

 

そんなこんなで、体調が整ってきたのは7日から10日してから。

 

「今日は珍しく曇っているし、山の方にはガスがかかっている。過ごしやすい一日になりそうだ」と夫と話し合って、「久々ピザでも食べるか」と軽食もコーヒーも美味しいアスペンというお店に行き、帰ってきたらヘリ事故の報道があった。(8月10日)

 

翌日の山の日に開通されるトレッキングコースの確認にパイロットを含めて9人が乗っていたとのこと。

本白根の噴火が予期せずに起きたことから、念入りに調査するために高度を下げすぎたのか?引退間近の古いヘリが故障を起こしたのか?原因はまだ不明だ。

 

乗員はいずれも働き盛りの40代の方々。

残念なことに2人は死亡が確認されたとのこと。

今朝も早くからヘリの音が響いている。

まだ発見されていないひとりの方を含めて無事を祈るばかりだ。

    
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今朝の白根方面、写っているのは白根隠しの山々で、事故が起きたのはその向こうです