時事放談8/19村上誠一郎&寺田寛也

来月末で終了となる時事放談

石破茂から枝野幸男まで幅広い人材が出演し、以前には野中広務も「結構いいこと言っているな」と思わせてくれた。

 

8月19日の出演者は村上誠一郎と寺田寛也。

村上誠一郎は「安倍三選に危惧を感じる。あまりに国民の意識と乖離しているから、来年の地方選挙および参院選への影響があるだろう。

自分が独自に利用している世論調査では、安倍三選支持は約27%、不支持は50%を超えている。

不支持の理由が「首相が信頼できない」とは情けない。

政権のモラルハザードが日本全体のモラルハザードを許している。

地方議員を官邸に毎日呼んでも一般党員が動くかどうか?」

「ただ、小渕恵三も総裁選のあと加藤紘一を冷遇しましたからね。

党内での自分の立場を考えると、なびかざるを得ない面もあるのでしょう」

あの温厚そうで意地悪なんかしそうもない「平成おじさん」(小渕恵三は新元号平成を紹介してました)も結構恨みつらみを人事に反映させる人だったのだ。

 

村上氏は、日本国憲法の三原則、主権在民基本的人権の尊重、平和主義を崩してはいけない、と言っていました。

 

大丈夫なのか?村上誠一郎

もう、国会議員引退を考えているのか?

議員を辞めたり、首相を辞めたりすると良い人になる場合がある。

 

福田元首相も先日、南京事件記念館を訪れた。

そのはかにも数人訪館している首相経験者がいる。

日中関係の改善には大事なことだと思うが。

小泉元首相も原発反対の旗手となっている。

 

こうした番組を見るのは年寄だけになってしまい、若者はツイッターで情報収集しているのだろう。

だが、相手の意見をきちんと聞いて賛成するなり反対するなりする態度を養うのはどの年代にとっても大事なことだ。

そうでないと、揚げ足取りになるケースも多い。

 

また、復活して欲しいものだ。

【追加】ヒトラーは民主的と言われるワイマール憲法を破棄して権力を掌握したが、その後ヒトラー政権は憲法を制定ず「総統の思惑が憲法」といった体制を作り上げた。