ヴァイオリンレッスンもそろそろ限界
俳句のほかに私の趣味はヴァイオリン演奏。
なんだか随分入れ込んだなと思う。
ヤマハ大人のバイオリンで始めて、長いことやっている。
先生のなかには「あなたは上達する必要がありません」なんて年寄りに失礼なことを言った人もいるけれど、今の先生は私の演奏を聞いて「もう一度、復習しましょう」と二年くらいかけて教本1からやり直した。
「上達するんですから」といつも励ましてくれた、とても良い先生。
パッフェルヴェルのカノンやら、ヴィヴァルディの調和の霊感を経て、現在「カルメンメドレー」
前奏曲の部分は変ロ長調、第一ポジションから第四ポジションまで。
その後も調が変わって闘牛士やら、ハバネラへ。
まだ2回目なのだけれど、先生は
「ポジション移動に時間がかかりすぎるからリズムが崩れる。特に弦が変わる時。それから、スラーの間違えが多い」と厳しいお言葉。フラット3つはヴァイオリンでは慣れていないし。
自分の欠点には気がつきにくいので、今日は先生に指摘してもらうのが目的だったけれど、この年でがんばっているから先生も鍛えたいと思っているのだろう。
このところ、引越しをして主治医が変わった。毎朝、血圧を測らなければならなくなったのだけれど、測りだしたら、どんどん数値が上がって安定剤を飲むと下がる。
もはや、心身に負担のかかることは無理になってきたようだ。
数値だけみて、降圧剤を処方されたら恐ろしい。とりあえず、安定剤を毎日飲むように処方してもらいたい。
しかし、70歳まではヴァイオリンを続けること、ビブラートまでは行きたい、という目標を今、投げだしたら後悔するだろう。
明日はとりあえず、カルメンメドレー(サラサーテのカルメン幻想曲とは違います、もちろん)をヤマハのアプリからダウンロードしてマイクに落とし、テンポを下げて練習しよう。
しゃかりきにならずに。
これが終われば、多分教本3に戻ってビブラートだろう。
70歳まであと一年半。
明日は、リラックスのためにマッサージにゆくつもり。
血圧コントロールの方が大事になってきたから。
参考のため、シュロモミンツのバイオリン、ズービンメータ指揮、ウイーンフィル
「カルメン幻想曲」をお聞き下さい。