TVワイドショーよりラジオがおもしろい

今日は終戦(敗戦)記念日だ。

毎年、八月は平和について考える月になっている。

特に今年は翁長沖縄県知事が亡くなり、御巣鷹山での日航機墜落事故とほぼ同時期に草津白根でヘリコプターの墜落事故があった。

 

TVのワイドショーでは連日、アマチュアボクシング協会元会長山根氏のこと、日大のチアダンス部監督のパワハラ問題を根掘り葉掘り伝えている。

 

日本のスポーツ界がボス支配、指導者、先輩に絶対服従という伝統に終止符を打ち、選手の自発性が能力を発揮できるようになることは喜ばしいことだ。

だが、こう毎日続ける必要はあるのか?

もっと大事なことがたくさんあるというのに。

 

ここ数年はTVのワイドショーよりラジオの番組の方がおもしろい。

TVから追い出された人、もともとTVの番組編成が好みでない人、もちろん、自分の主張をより多くの視聴者に聞いてもらうため、どちらにも少しづつ出演している人もいる。

 

月曜日の荒川強啓デイキャッチでは、青木理が生前の翁長沖縄知事とのインタビューを紹介していた。

青木:翁長さんは保守だったのに変ったと言う人がいるけれど、ご自分ではどうお考えですか?

翁長:私は変わっていません。政府が変ったのです。父母や親戚から沖縄での集団自決には軍の関与があったと聞かされて育ちました。

当事者の言葉です。

それを教科書の記述から削除しました。

それから、サンフランシスコ講和条約は沖縄がアメリカの占領下に入った屈辱的な日であるのに、「主権回復・国際社会復帰を記念する式典」を行ないました。

といった翁長さんとのインタビューを書き起こしたものを読み上げた。

 

大竹まことのゴールデンラジオでは、ドキュメンタリー作家が「沖縄戦での少年スパイ」という作品の紹介をしていた。

たとえ、生き残ったにしてもPTSDで暴れまわり、家族はその少年を座敷牢に閉じ込めた。

その後、宗教のおかげで立ち直ったそうだが。

インタビューワーは「ダメンズウォーカー」の作者倉田真由美(通称くらたま

 

荻上チキセッション22もいい。

 

昼間は仕事で聞けない人はアプリラジコをダウンロードすれば、あとからでも聞ける。

 

そして、ストーリーは先刻承知の落語なら安心して聞いていられるから、そのまま入眠。入眠障害にもいいみたい。これはyoutubeだけれど。